2004-04-21 先人の背中を見て育とう

_ グレートなひと。

俺はてっきり「いしざかちひろ」だと思ってたら実は「いしざかちなみ」だったことにとても驚いた。俺のような読み違えが多いせいか、表記まで「石坂ちなみ」になっていて、何もしてないのになんだか凄く申し訳ありません。

 

さておき、町山智浩さんが普通にはてな名画百選をさらっと書いていて、石坂さんどころじゃなく驚いた。しかも評論でも日記的な書き方でもなく、自分の子供時代を振り返るエッセイ風な書き方をしていて、しかもそれが凄く興味深く読める話で、もうモノ凄く脱帽。とてもグレートなひとだと思う。

町山さんは俺からすると師匠の後輩くらいの位置にいるひとで、言ってみりゃ師匠筋にあたるので、勝手ながらもっと昔気質のひとだと思っていたのだけれど、あにはからんや、ネット上での自分のあり方をとても自然な感じで把握しているというか、サラリとああいう形で返歌できる懐の広さに感動してしまった。文章はもちろん、その辺の柔軟さも含めて、とても尊敬します。カミツキの多い映画秘宝がただのアンチや悪趣味に終わらず、絶妙なバランスで面白い雑誌たりえているのも、町山さんのイズムがなせる業かもしれないと思った。

_ はてなの面白さ。

それにしても面白いのは「はてな」のムラの在りようで(一応いいわけをすると、ムラという言葉はあまりネガティブな意味で使ってるつもりはありません)、偏在する日記やブログのサービスと同様、本来とても無差別な形(※誤解を生みそうなので「オープン」から書き換えた)で始まっているのにも関わらず、不思議と他と違ってムラとしての社会性や連帯性や自治性が顕著に成長している。しかもそれは、ちょっと前に流行った「テキストサイト界」(俺はこの「界」という部分がとても苦手なのだけど)に生まれてしまった選民意識みたいなものが少なく、もっととても自然な社会性に見える形で。もちろんそれは『SOIL』に出てくる町のようなものかもしれないけれど、アクティブな一員でない俺にはわからないこと。

人力検索と日記とアンテナがあって、とか、日記同士の相互リンクが容易くて、とかのサービス上の理由もあるのかもしれないけれど、なんだかもっと違う何かがあるような気がする。凄く魔法かかってる感じ。俺が現役で社会学を学ぶひとだったら、社会性が破綻しつつある2chよりもずっと興味深い研究対象になると思う。

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トモコ (2004-04-22 01:18)

はてなで日記を書いていますが、中にいながらとてもとても不思議です。

anzac本人 (2004-04-22 01:42)

なんかすっごく正しいというか美しいというかステキに育ってるように見える。今までネットワーク上で見てきた文化の中で一番ステキに見えてるかもしれない。

トモコ (2004-04-22 02:43)

中でケンカしている人たちもいたりするんですけどね。でも美しく育っているとは私も思います。

トモコ (2004-04-22 02:45)

あ!それって被アンテナ登録数のみ(それも工夫をこらさないと見れない)が勝負で、アクセスランキングというものをはてな側がやらなかったからなのかも!とか今なんとなく思ってみたりしました。違うかもしんないけど。

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